アルパインメドウズ・スキー・エリア Alpine Meadows Ski Area |
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最近ではスノーボード禁止というのがこの地域でのアルパインメドウスキー場の代名詞のような言葉になっている。筆者自身はスノーボードは滑らないのだが、まわりにはスノーボード愛好家が結構いてこの種の話、つまり『どうしてスノーボードが禁止なのか』という話になると会話に窮することがある。
![]() スキー場右翼のボウル |
この10年ほどのアメリカ国内の一般的な状況として、スノーボードが流行し始めた当初より滑走を許可していたスキー場、最初は滑走を禁じていたが流行の大きさを敏感に感じ取ったり、利用者からのリクエストに応える形で順次許可を出していったスキー場、そしてスノーボードがスキーと肩を並べるほどあたりまえになった昨今の状況にもかかわらず滑走を禁止しているスキー場の3つがある。
実際、筆者もモノスキー(一本スキー)を楽しむ友人とスキー場に出かけ断わられた記憶がある。スノーボードの流行初期に言われた次の言葉が当を得ているような気がする。『スノーボーダーがゲレンデでのスキーのルールやエチケットを学ぶまで、スキー場は彼らに滑走許可を与えるべきではない』(Snow Country 誌、1995年9月号より)。
全てのスノーボーダーがそうだと言うわけではないのだが、ゲレンデの真ん中に数人でかたまって座り込んでいたりする図はやはりあまりいただけないし、ときとして目をおおいたくなるようなマナーがあるのも事実であろう。基本的な滑走スタイルがゲレンデを横切る滑り方になる点や両足が単一のボードの上に固定されている点などは考慮されてしかるべきとは思うが、他人に迷惑をかけるかどうかについては別問題である。
そういったスキーヤーの不満を代弁する格好になっているのがこのスキー場である。他のスキー場がスノーボードの隆盛に従い、あるいはスノーボーダーのマナーの向上に伴ってスノーボードを解禁している現実から考えると非常に頑固なスキー場であると言えるし、スノーボード愛好家にはやはり不快感をもたれる向きもあろう。
事実、アンケート調査の結果にはスノーボーダー以外からも『スノーボードを禁止されると、スノーボードを楽しみたい子供をもつ家族にとってはアルパオンメドウスキー場でファミリーバケーションを楽しむことが出来ない。』という苦情もあるようである。レトロ・スキーエリア、つまり古くさいスキー場といった陰口もあるようである。
![]() スキー場左翼のボウル |
![]() ベースロッジ前から一直線に頂上に向かうサミット・リフト |
地元スキーヤーからこんな話を聞いた。自分がこのスキー場で滑るのはパブに入り浸たるイギリス人のようなものだ、というのである。
どういうことかたずねると、『Not No.1, but Iユm here(ナンバーワンではない。しかし私はここにいる)』という言葉を説明してくれた。
イギリス人のパブ好き、あるいは日々必ずパブに出入りする姿は有名だが、大きな有名パブにばかり人が集中する訳ではない。人それぞれが自分のお気に入りのパブを利用するのである。
そのときいわれる言葉が『Not No.1, but Iユm here(ナンバーワンではない。しかし私はここがいいのさ!)』なんだそうである。アルパインメドウスキー場にまさにぴったりな言い回しかもしれない。
シーズンの終わりはその年の降雪量に非常に左右される。無難なところで5月と書いたが場合によっては7月4日の独立記念日がシーズンエンドになる年もある。
追記
スノーボードに関して。97−98のシーズンに訪問したところ、スノーボードが解禁になっていた。『みんな仲良く』というところである。