バターミルクマウンテン Buttermilk Mountain Ski Area |
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![]() 4つのスキー場、アスペンの町、空港の位置関係図 |
『リフトと空港を持っているスキー場』とでも言うべきだろうか。あるいは『空港がスキー場とリゾートタウンをもっている』といった方が的を得ているだろうか。筆者の考えではアメリカ国内で空港からスキー場あるいはその主たる宿泊施設のある町までのアクセスが良いスキー場が3つある。ワイオミング州のジャクソンホールスキー場、コロラド州のスティムボートスプリングススキー場、そしてこのアスペンスキー場である。
![]() バターミルクスキー場全景 |
4つの違ったスキー場を1回の訪問・滞在で楽しめる、というのもこのエリアの特徴である。スノーマス・マウンテンを除く3つのスキー場はどちらかといえば小振りなスキー場である。しかし4つのスキー場を1つのスキーエリアとしてとらえれば、規模、内容ともに大規模スキー場に比肩しうるものである。アスペン・マウンテン麓のゴンドラ駅から1ブロックの所に交通センターがある。この交通センターを中心に4つのスキー場を結ぶ無料シャトルバスシステムが完備している。どのスキー場へ行くにも、ロッジでスキーブーツを履くなど万端の準備を済ませ、よけいな荷物を持つことなく出かけることが出来る。
大雑把な、本当に大雑把な特徴分けをすると、上級スキーヤーに楽しいアスペン・マウンテン、ワイルドなスキーを楽しむのに適したアスペンハイランド・マウンテン、初級者スキーヤーには絶好のバターミルク・マウンテン、中級者や家族連れに評判の良いスノーマス・マウンテンということになろうか。
ただし付け加えるならば上級以上のスキーヤーにはバターミルク・マウンテンはつらいかもしれない。せっかく来たのだからということでトライしようというスキーヤーは2〜3時間で他のスキー場へ移ることも考慮にいれて滑り始めるのがよい。それほど初心・初級スキーヤーに好ましいスキー場である。そして初心・初級スキーヤーが安心してスキーを楽しめる山である。
今一つこのスキー場について。かつてはタイハック・マウンテン(発音の仕方によってはティーハックと記憶されている向きもあろうかと思う。)の名称で呼ばれていたことがあった。事実、当スキークラブでもロゴは未だにタイハック・マウンテンのままである。どういう経緯かはわからないのだが、タイハックになったり、バターミルクになったり、あるいは両方併記したりと、なかなか定まらない。今般97−98シーズン用に送られてきた資料ではバターミルクの表記があったので今回はバターミルクの名称を採用することとした。ご了承願いたい。
空港スキー場間のアクセスに関しては理想的なのだが、アスペン空港に至る空路にやや難を感じるようになった。
それまでのデンバー市の空の玄関であったステイプルトン国際空港に変わって1995年2月にデンバー国際空港が開港し、相前後してデンバーを中心とした航空路に大きな変化が見られたためである。
第1は米国内の大手航空会社の一つであるコンチネンタル航空のデンバー空港からの撤退したこと。撤退前はデンバーだけで1日に100便以上の定時フライトを持っていたものがわずか十数便にまで落ちてしまった上、デンバーからコロラド州内の各ローカル空港への路線からほぼ全面的に撤退してしまったのはスキー客にとってはこの上もなく影響が大きかった。
のみならずこれによりデンバーを主要拠点空港の一つとしているユナイテッド航空がデンバーとアメリカ各地を結ぶ主要路線、そしてデンバーとコロラド州内のローカル空港を結ぶ路線のほとんどを独占する形になってしまったのが第2の変化である。そのため料金が上がったのはもちろん、スケジュールの設定その他全てにおいて売り手市場となってしまった感じが強く、米国内の大都市とコロラド州内のローカル空港を直接結ぶフライトを設定せず、何が何でもデンバー経由で・・・という強引さを感じさせるようになった。
いずれにしても飛行機の予約は早めに、そして確実に行う必要がある。