サンタ・フェ・スキー・エリア Santa Fe Ski Area |
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![]() 教会すらも周囲との雰囲気で独特なものがある |
荒涼とした荒野とその雰囲気に魅せられて多くの芸術家がこの町に移り住み、芸術活動にいそしんでいる。1980年代中頃、アメリカでシンプル・ライフというか素朴な生活環境にあこがれる人々の間に『サンタ・フェライフ』という言葉が生まれ、写真集など多くの出版物が出された。町中には多くのアート・ギャラリーが立ち並ぶのはいうまでもない。美術館、公園の周囲には自作の絵画やペンダント等の装飾品を商う芸術家の姿も多く見られる。
![]() 銀行も・・・ |
町の雰囲気そのものに独特のものがある。個人住宅、市役所、裁判所、観光局、商店、銀行、ガソリンスタンドに至るまで、全ての建物が風致地区としての決まりを守った、統一感のある建て方をしている。赤土と呼ぶのだろうか。赤というよりはオレンジあるいは黄土色といった感じの土で全ての壁がおおわれている。角のない、丸みを帯びた建物の外観。その姿は灼熱の太陽に照らされても、木々の緑ののなかに埋もれていても、真っ白な雪に被われていても、鮮やかな色彩に輝く。ノスタルジックという言葉はこういうときに使うのだ、と教えてもらっているようである。
![]() スキー場全景 Photo by Santa Fe Ski Area |
・リフトオペレーターのだらしない格好
・チケットチェッカーのだらしない態度
・客が立った後もいつまでもきれいにならないテーブル
といったところは基本中の基本、初歩中の初歩であろう。要はスキー場の職員が客であるスキーヤーに対し、少しでも気持ちよく、楽しく過ごしてもらおう、という姿勢があるか否か、である。
ここにあるスキー場の姿は、スキーが終わってロッジにかけ込むやいなや「おばちゃん!カレー大盛り一つ」と叫んでいた時代の感覚。それも今は昔の話だが。リゾートとしての評価には残念ながらほど遠い。
![]() スキー場入り口 |
内容的にも立派なものがある。初心者スキーヤーのためのよい練習場や初級者が安心して滑れるコースと長い距離を挑戦できるコースの配列は高く評価できる。独立した初心者用練習コースは今やあって当たり前の時代になったが、安定した斜度を有する長い初心者コースはなかなか無い。途中でコネコネ曲がったり、急に横幅が狭くなったり等々、結構難しさが飛び出してくるものである。このスキー場のコースにはそれらがあまりない。
![]() かなり難しいツリースキーコース |
こぶだらけの急斜面と非常に歯ごたえのある林間コースは上級・エキスパートスキーヤーの支持するところ。特に林間コースは斜度、木と木の間隔、コースの長さのどれをとっても一級品である。特に若いスノーボーダー達の独壇場といった感があった。
都市近郊型のスキー場である以上、宿泊施設・レストラン・娯楽施設等を併設した完全なリゾートスキー場となることを要求するのはいささか酷かもしれない。他の高級スキーリゾートとの比較はひとまずおいて、あるがままの姿を気楽に楽しむべきスキー場かもしれない。