スマグラーズノッチ
スキー・エリア

Smugglers' Notch Ski Area
Vermont, USA

Introduction / スキー場の特徴


ジュニア・クラス専用リムジン
『スノーカントリー誌、読者人気投票において我がスキー場は以下の成績を誇っている。

・過去3年間、バーモント州内ナンバー1リゾート
・95−96シーズン、東部地区ナンバー1リゾート
・過去3年間、バーモント州内スキースクール評価、第1位
・95−96シーズン、北アメリカ内スキースクール評価、第1位
・過去3年間、北アメリカ内子供スキークラス評価、第1位
・過去3年間、北アメリカ内チャイルド・ケアー評価、第1位 』

1995ー96シーズンの報道用リリースとして当クラブに送られてきた資料に記された報告である。あまりのくどさに読まされた方はいささか辟易としてしまっていた。
ところが実際にスキー場に出かけてみると「なるほど。これならば・・・」という面をかいま見せられてしまい、この場に載せることにした。


ここはおとぎの国の入り口?
 ヴィレッジのあるメインゲートを入り、シャトルバス・ピックアップエリアに来ると子供にとってそこはもうおとぎの世界(ディズニーランドのように)とまではいかなくとも、楽しい楽しいスキーの世界の始まりなのである。ゲートにはかわいらしいマウス(熊だったかな?)の絵が描かれている。
筆者がその場を通りかかると、スキースクールの子供クラスがインストラクターに引率されて乗るシャトルは、なんと2頭の馬にひかれたそりなのである。これにはさすがに驚かされた。ここまで徹底しているのか、と舌を巻かされた。

 各ラーンニングエリア(Lerarning Are)のかわいらしい、カラフルなデコレーションも素晴らしい。単にきれいなパネルをおいてあるだけでなく、コースの一部に波のような大きなうねりをつくったり、やさしいコブをつくったり、内容的にも非常に気が利いてる。


人工造雪設備説明会場
 子供にとってスキーゲレンデというものがいかに大きく感じられ、ときには白一色の非常に殺伐とした風景になってしまうことをよく知っているがゆえにできる工夫であろう。
いい年をした大人でさえ、初心者であればあるほどスキーゲレンデはつまらない代物になるし、下手をすればグレーの世界になってしまうのである。子供にとっては恐怖の世界にだってなりかねないのである。
大人はそれを口に出してもいえるし、逃げ出すことも出来るが、子供はそうはいかない。そこまで子供の気持ちを推察してこそよりよい工夫が出来るのである。

 次に気がついたのがインストラクターの数の多さである。ゲレンデで生徒を指導している、特に子供クラスを指導しているインストラクターの絶対数、あるいは子供の数に対するインストラクターの相対的な数の多さに気付かざるを得ないのである。
どういうシフトをひいているのかという細かいところまでは定かではでないが、2人教授体制、あるいは少人数クラス体制を基本にしているように思われる。ここまで徹底しているこのスキー場に敬意を表したい。


ゆったりとした初心者コース
 実はここにこのスキー場の営業上の基本方針がある。ファミリー主体なのである。『子供が楽しめずして親が楽しかろうはずがない。』、『子供を安心して預けられれば、親も安心してスキーを楽しむことができる』、というのでる。
家族でスキーバケーションに来てスキーを楽しみ、さらにスキー技術が向上すれば素晴らしい。スキー場のゲレンデそばの宿泊施設にとまって、スキーをしながら家族水入らずの楽しいひとときをもって欲しい。それがこのスキー場の目指すところである。

そこまでならば各スキー雑誌その他でさんざん紹介されている内容である。それに付随して初級・中級斜面の充実ぶり、上級斜面の多彩さにも素晴らしいものがある。しかもそこに加わる標高差は2610フィート、796メートルである。これはアメリカ東部のスキー場としては第4位である。


 決して初心者だけに向いたスキー場ではない。『冒険好きのお兄ちゃんはコブだけのブラックダイアモンドコースへ突進し、』、『お父さんは年齢を考えてコブは避けるけども、グルームされているならブラックダイアモンドをと意気込み』、『昔とった杵柄で中級者コースはおまかせなさい、というお母さん』、『ストックをもたずにインストラクターについてボーゲンで疾走する私』、家族みんながそれぞれのレベルにあわせて楽しめるスキー場。
それがスマグラーズ・ノッチスキー場なのである。


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