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スノー・ベイスン・スキー・エリア
Snowbasin Ski Area Utah, USA |

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Introduction / スキー場の特徴

トレイルがまるでカメレオンのように景色にとけ込んでいる
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『忍法雲隠れの術』。スノーベイスンスキー場を一言で表わそうとしてこんな表現を思いついてしまった。ナンノコッチャ、と笑われそうだが周囲の景色・色にスキー場が溶け込んでしまい遠目には簡単に見つからないスキー場なのである。

雪崩注意の標識
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初めて訪れるスキー場というのは大変に楽しみなものである。事前にトレイルマップをながめたり、人から話を聞いていたとしてもやっぱり自分の目で実際に見ないことにはらちがあかない。
幹線道路でスキー場のそばまでたどり着き、アクセスロードをのぼるときが一番わくわくするときかもしれない。ゲートはつくってあるのか、駐車場はどこにあるのか、ベースロッジはどんなデザインなのか、そして何よりもどんなコースがあるのか、である。
アクセスロードを車で運転しながらスキー場の一部をかいま見ることが出来るスキー場は結構ある。キリントン、マウント・スノー、レイクルイーズ、スコーバレー、ブリッケンリッジ・・・全部ではないにしてもその一部をかいま見ながら運転するのは楽しいものである。もっとも、いつだったかニューヨーク州のハンターマウンテンスキー場へ行く途中、スキー場に見とれて運転していたらスピード違反をしてしまい、罰金を払わされた苦い経験があるが・・・。
ところがこのスノーベイスンというスキー場はそれが非常に難しいスキー場だった。ほとんど出来ないと行っても良いかもしれない。
細く曲がりくねったアクセスロードを運転しながらスキー場を探すのだが、見えてもよいはずのスキー・トレイルが見えないのである。地図の上では、方角ではあそこにあるはずなのだがと探しても見あたらない。

よくグルームされたコース
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そのうちに雪山の一部がグルームされているのにやっと気が付いた。「やーっ、あったあった!」という声をあげしまうほど探しづらい、いや見つけにくいといった方が良いか、そんなスキー場なのである。
まるで保護色をもった動物のようである。目の前に広がる山並み。雪の張り付かない険しい崖が露出した山頂付近、一面真っ白の斜面には所々に木々が群生している。
幹の白い落葉樹林は遠くから見ると林になっていてもわかりづらい。はっきりと認識できるのは緑の色濃い松の木々である。その群生している木々の間にうまく、本当に上手く各コースが収まっているのがスノーベイスンの特徴である。
リフトに乗ってやっと気が付いたのは、コースとして利用するために林の一部を切り開いた箇所もあるが、全体を遠望する限り自然の植生の中にコースがうまく並んでいるような、割り込んでいるような、そんな感じを与えてくれるくれることだった。
逆にスキーをはいてコースに立つとグルームしてあるコースはあっても雪さえあれば木々の間、林の中、どこへでも入り込んでいける、そんな状況なのである。まるで装飾品のかわりに植物があるといっても良い。

スキー場境界線の警告標識
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進入指定ゲート
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スキー場内のコースとスキー場境界線の外との一体感といったものも特徴的である。
もちろんSki Are Boundary(スキー場境界線)の標識は立っているし、注意書きもしてある。スキー場境界線外で発生した雪崩がスキー場内のコースに直接に影響を及ぼす一部の区域には境界線のロープもゲートも設置されている。しかし基本的には出入り自由といった感がある。標識の向こう側にシュプールの後が幾筋も幾筋も見ることが出来る。

雪さえあれば全て滑走可能
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遠くから見てスキー場を発見できなかった理由がここにもある。バックカントリースキーが当たり前になっている、あるいはスキー場の一部になってしまっている。いや逆かも知れない。スキーの出来る雪山という広大な敷地の中にスキー場という一部の区域が設定されている、といった方があっているかも知れない。
リフトの数は多くないし、コースの斜度も決してきつい方ではない。しかしスキー場という枠を取り外して考えるととんでもないスキー場に変身してしまうスキー場である。
あわせて2002年ソルトレイクシティー冬季オリンピック滑降競技指定会場である。
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