スノーバード・スキー・エリア

Snowbird Ski Area
Utah, USA

Review $ Evaluation / スキー場の内容と評価

トレイル構成

 トラムによってサポートされる左翼の峰・ボウルとリフトによってサポートされる右翼のエリアに分けられる。

 初級コースは標高の面から見るとスキー場全体の下1/3、それも主に右翼に集中する。

 中級コースはスキー場全体にその設定があるが、一部は準上級コース的な内容も含まれるので注意が必要。

 上級コースはそこらじゅうにばらまかれている、といった感じ。選り取り緑である。


レベル毎の楽しみ方

 a)初級 / Beginner
 どうしてもコースが山の麓のあたりに集中してしまう。標高差のあるスキー場だけに山頂付近の『高み』を楽しみたいところだが、初級者にはあきらめてもらわねばならない。

 スキー場の中腹あたりまで登るのが標高の上では限度である。ただこのコースは途中から様々に枝分かれし、スキー場のあちこちに向かってコースが設定されているため、割とバラエティーな感覚を与えてくれる。


 b)中級 / Intermidiate
 いわゆる中級スキーヤーとしてはやや足の強さを要求される面がある。スキー場全体をながめて、中級スキーヤーにピッタリ、という斜度のコースがあまり確保できないのである。
それを補うために万全のグルーミング(整地)体制を整えてはいるがコースの絶対量の不足が不満を呼ぶかもしれない。

しかしひとたびこのスキー場の中級斜面の環境に慣れてしまえば、トラムを利用してのいわゆる『トップ・トゥー・ボトム(頂上から麓への一気降り)』は他では味わえないダイナミックなスキーを保証してくれる。


 c)上級 / Advanced & Expert  なんといってもトラム下のボウルでる。一気滑りで太股の筋肉の強さを試すのも良いが、随所にある急斜面やチュート・崖でスリルを味わうのもよい。

 一言申し添えると隠れた穴場コースが非常に多いスキー場である。特に森の中を抜けていくコースがあちらこちらにあり、その奥深さに舌を巻いた経験がある。ただし一人だけで滑って事故を起こすことの無いように。


スキー場評価

 良くも悪しくもトラム次第のスキー場である。
天気が悪ければ、特に風が強く吹けば運行が停止されやすい。運行が停止されれば搬送能力が著しく低下する。
好天に恵まれたはいいが、週末や祝日あるいは学校の冬休みと重なればトラムステーション周辺は長蛇の列。しかもこの長蛇、ちょっとやそっとでは解消されそうもないほどのもの。他のリフトがどんぐりの背比べで低い人気を維持する反面、頂上から麓までの一気滑りを可能にするトラムがあまりにも高い人気を博すが故の結果である。

 コースの内容、特に多彩さについては高い評価がでると思う。ビギナーからエキスパートまで、各レベルの要望によく応えてくれいるコース設定と判断する。



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