ヴェイル・スキー・エリア Vail Ski Area |
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まずインターステイツ70号線に面した表側。ゲートとしては西側からモールから少し離れた所にあるカスケードビレッジ、モールの西側に当たりゴンドラステーションのあるラオンズヘッド、モールの東側に位置しリフト数のもっとも多いヴェイルビレッジの3カ所となる。ただしカスケードビレッジからのカスケードビレッジリフトは最寄りの頂上となるイーグルズネストまでは達してはおらず、リフト下にも滑走用のコースはない。あくまでも中心となる斜面への連絡用と考えるべきものである。ライオンズヘッドにはやや古いなと感じさせられるゴンドラがイーグルズネストピークにつながっている。一方ヴェイルビレッジからはビスタバンエクスプレスリフトが表サイドの東西のほぼ中間に位置するミッドヴェイルステーションへスキーヤーを運び、スキーヤーはここで滑り始めても良いし、右上方に見えるワイルドウッドシェルターピークか左上方に見えるサミットエレベーションピークへリフトを乗り継ぐことになる。最も東側に位置するツーエルクレストランキャンプ1のピークへはヴェイルビレッジ最東端のゴールデンピークリフトからハイラインリフトに乗り継ぐのが近道なのだがこの場合少し登らなければならない。
さてイーグルズネストトワイルドウッドシェルターピークがその縁となるゲームクリークボウルが他の一連のボウルから独立した形で最も西側にある。ここは地形上の特殊性が伴うため幾つかの入場ゲートが設定されており、これらのゲートからの進入のみとなる。ところがインターステイツ70号線から見て完全に裏側になるワイルドウッドシェルター、サミットエレベーション、ツーエルクレストランキャンプ1をその縁とする巨大なボウルは雪さえあればどこから滑り始めてもオーケーというスケールの大きさである。西側からサンダウン、サンアップ、ティーカップ、チャイナ、シベリア、インナーモンゴリア、アウターモンゴリアと便宜上名付けられたボウルが延々と続く。すり鉢状になっているためどこから滑り始めても最後はボウルの底でみんなが合流する格好になる。そのため滑走面積の割にはリフトはサンダウン、サンアップをカバーするハイヌーンリフト、サンアップの東側をカバーするサンアップリフト、ティーカップ以東アウターモンゴリアまでを全て引き受けるオリエントエクスプレスリフトのたった3基と少なく、しかもとにかく広いため滑っているスキーヤーの数が大変少なく感じられる。
b)中級/Intermidiate
中級者には表側の斜面はよりどり緑である。景色を楽しみながらスキー場のはじからはじまで、すみからすみまで滑り歩くと良いだろう。中級者用に指定されているコースは数が多く全部を滑りきろうとするとなかなか骨である。一方のボウル。ほとんどが上級者コースの指定を受けているが決して中級者にも滑れないわけではない。斜度的にももちろんかなり難しいところもあるがコースを選べば中級者にも充分楽しめる場所は多い。しかし表側の各コースと違いボウル側は基本的にはグルーミングをしない場所であることに注意したい。圧雪車を使ってきれいにグルーミングをされたコースと違い、新雪がスキーヤーによって荒らされ次第に踏み固められていく過程あるいはそこへ更に雪が積もったり、気温が上がって悪い雪質になったり等スロープコンディションはとても一口では言い表すことができない。言ってみれば表のコースが温室ならば裏のコースは冷え冷えとして荒れ野というところだろうか。しかしいつまでたっても温室の中でぬくぬくしているだけではスキーの本当の醍醐味はいつまでたてもわからずじまいである。その日の雪のコンディションをよく見極めた上で、斜度的にも無理のないコースを挑戦してみるのも良いだろう。
c)上級/Advanced & Expert
上級者・エキスパートにはやはりボウルを思いっきり楽しんでもらいたい。ただこのすり鉢状のボウルだけが楽しいわけではない。上級者にとってヴェイルの良さとはそのスキーコースの内容の多彩さなのである。まずグルームされた急斜面を思いっきりかっ飛ばしたいスキーヤーにはハイラインリフト系のブルーオックスにそのチャンスが多いようである。コブに挑戦したい人には同じくハイラインとロジャーズラン、急斜度とコブが入り交じったというかややワイルドなゲレンデを求める方にはノースウッドエクスプレスリフト系のプリマとそれから連絡する上級者コースがおすすめ。スキー映画ではないがいわゆるエクストリームスキーをご所望の方にはボウルのサイベリアボウルはいかがであろうか。特にラスプーチンズリベンジを中心とした一帯はしゃくれたり、えぐれたり、崖になったり、岩が突き出したりが40度以上の急斜面とコンビネーションになっており、武者震い(?)のために膝ががくがくする経験もできる。
もちろんこれまで述べたのはほんの一例である。各レベルに応じてコブの中で飛び跳ねてみたい人、斜度のスリルを味わってみたい人、大小取り合わせてのクリフ(崖や絶壁)からジャンプしたい人。ほそーいコースを滑り抜けたい人、・・・・。広いスキー場のどこかに必ず自分が探しているあるいは自分が楽しみたいコースを見つけることができる。